母子家庭の子供はいじめられるの?世間からの偏見の目
実際どうなの?母子家庭の子供はいじめられるの?世間からの偏見の目
片親だからいじめられるのでは?自分の子供が心配
自分が子供の頃は「母子家庭世帯」は珍しかったので、偏見はあったのかもしれません。
小学生の時に「○○ちゃんち離婚してるんだって~」なんてひそひそ噂話をしたかもしれません。
高校生にもなると自分の友達が「実は母子家庭なんだ」と打ち明けられても、「へーそうなんだ」と特別それ以上意識する事もありませんでした。
現代であればさらに母子家庭は珍しくありません。大きい学校ならクラスの1~2人は母子家庭だそうですし。
片親だからといじめに直結するかといえばそうではありませんが、後付けにされることはあるでしょう。
子供は残酷な事を平気で言ってきます。いじめではありませんが、うちの子供も
「○○君はお父さん居ないんでしょ?」
「なんでお父さんが居ないの?」と学校の子から言われる事も多々あるようです。
こういった事は聞かれる話を子供から聞くとやはり心は痛みます。
自分の離婚で子供にも嫌な思いを沢山させているのですから。
日々の中お子さんの声に耳を傾ける事が大切
いじめによる自殺もある現代。
自分のかわいい子供がもしかしていじめにあってる?
なんてことは親でしたら誰でも気になりますし心配です。
シングルマザーですと日々の生活・仕事・家事に追われて子供と話をする時間は作れてないなんてこともあるでしょう。
元々自分からいろいろ話をしてくるお子さんは、母親も聞き上手なのでしょう。
女の子は比較的にいろいろ話してくれますが、男の子は小学生高学年にもなると今日あった事を逐一お母さんに報告するでしょうか?
毎日の生活の中で食事の時だけはテレビを消すなどして、親子の会話が出来るようにすると良いですね。
子供は親に心配をかけたくなく、自分一人で抱えこんでしまいます。
なにかあったら報告するように日頃から伝えておかなければなりませんね。
可愛い我が子は少しいじめにあっていた
私も実際に気付いてあげられなかった。子供も話してくれなかった
子供が小学4年生の時の話です。
我が子を含めクラスの男子が小学6年生から嫌がらせを受けていました。
私は全く気が付きませんでしたし子供もその嫌がらせをうけている事はなにも話してくれませんでした。
私は一緒に嫌がらせを受けているクラスのお母さんから初めてこの事を聞き、知りました。
息子が受けた嫌がらせの内容は・・・
・階段から落とそうとする
・おかしなあだ名をつけ、からかっておもしろがる
・ベランダから落とそうとする
・女子トイレに男子を無理やり入れる
などです。
階段・ベランダから落とそうとするは一歩間違えば大変なことになりますので考えるだけでも怖いです。しかも4年生と6年生では力の差がありますので抵抗しても逃げ切れないなんてこともあるでしょう。
ただ今回はターゲットが1人ではなかったので、
嫌がらせを受けている子たちで先生に訴え、学校側も動いてくれました。
いじめてる側の6年生の子達に謝罪の手紙をそれぞれに書かせ、今後同じようなことのないように指導したそうです。
嫌がらせを受けていたクラスの子のお母さんはランドセルに謝罪の手紙が入っていたのでこの事に気付き、本人から話を聞き、知ったそうです。
教えてもらった私も子供に聞き謝罪の手紙を見せてもらいましたがわずか2行の文、ただ書いてるだけって感じです。反省してるのかどうかは不明の内容の手紙でした。
もちろん懇談会ではその話になりました。
ただ問題になっているのは4年生だけで、嫌がらせをしていた6年生の保護者からは何もなかったので6年生の懇談会では、この事は話にも出なかったようです。
人数が少ない学校なので、どの子の親がだれなのかはわかりますし4年の保護者と6年生の保護者が話をする事もよくある小さい学校です。
学校側としても嫌がらせと止めて終わりではなく、そういった事実があった事を嫌がらせをした側の保護者にも伝えて欲しかったです。
親が気付いてあげらるのが一番です いじめの早期発見
(文部科学省 いじめのサイン発見シート)
いじめのサイン発見シートの例
・朝起きてこない 布団からなかなかでてこない
・朝になると体の具合が悪いと言い学校を休みたがる
・食欲が無くなったり、だまって食べるようになる
・家からお金を持ち出したり、必要以上にお金を欲しがる
・親しい友達が遊びにこない 遊びにいかない
・学校や友達の話題が減った
・学校で使うもの持ち物が無くなったり壊れたりしている
いじめをしている時のサイン
・言葉使いが荒くなる いう事を聞かない 人のことをバカにする
・買ったおぼえの無いものを持っている
・お小遣いでは買えないものを持っている
家庭でいじめを早期発見するためにいじめ問題に関する特集を掲載しています。
「いじめサイン発見シート」
学校生活に応じた月ごとのいじめの気付きアドバイス・体験した声なども掲載されています。
24時間いじめ相談ダイヤルも紹介されており、どういった対応をしたら良いかが相談できるので活用してみるのもよいでしょう
子供が学校に行きたがらなくなってしまったらどうする?
親としてちょっとでも子供が「学校にいきたくない」とぐずぐずしていたら、
「もしかしていじめ…?」なんて悩んでしまうでしょう。
まず落ち着いて、子供の話をじっくり聞きましょう。
子供はちょっとしたことでぐずぐずするのです。
母親が話を聞いてあげて、子供の気持ちを理解してあげれば少しは子供も楽にはなるでしょう。
母親としては、「学校は休んではいけない。絶対行きなさい」と言ってしまいがちですが、子供の不愉快な気持ちも理解してあげましょう。
そうしているうちに子供はいろいろ考え自分なりの対処の術を見つけることができるかもしれません。
子供の社会は未熟な社会なのです
喧嘩もあれば、嫌な思いも沢山するでしょう。
いじわるしたり、されたり、我慢したり、仲直りしたり。自分が楽しく遊ぶためには他の子も楽しめるようにしなければならないという道理を知るようになっていきます。
そうゆうことをいろいろ経験する中から人間性が培われ社会性が養われていくのでしょう。
我が子も小柄でいじめられやすそうなタイプなので心配です。
学校ではなく習い事でも同学年の子にからかわれていて、「大丈夫かな?」といつもそわそわしながら見守っていますが、仲良く楽しそうにしている時もあるので子供社会を大人が干渉することはできないですよね。